晩御飯用に何か…とデパ地下を買い物中。
九州のはちみつ屋さんが出店していました。

ずら~と並んだはちみつは、“さくら”“れんげ”“みかん”“ブレンド”“ぼたいじゅ”“そば”の6種類。
味が全部違うということで、試食をさせてもらいました。

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“さくら”はあっさりとした味。とろみも少なめ。
“れんげ”はスタンダードなはちみつ、といった感じの印象でした。
“みかん”は“れんげ”に近い味なのですが、後味がスッキリ。
“ぼたいじゅ”は、スタンダードなはちみつという感じでしたが、“れんげ”や“みかん”と比べると濃く濃厚な味でした。

そして、“そば!”
凄いです。そば。
はちみつは琥珀色のイメージがありますが、そばのはちみつの色は黒!
見た目は黒蜜です。
そして、香り!
瓶を開けた瞬間、独特の漢方っぽい匂い。
そして、味は…。
漢方系というか、何と言うか、もの凄い個性を放っていました。
何て言うのでしょうか…、甘いのですが、苦みもあり、独特な香りもし…。
はちみつって料理にも使えますよね、そばのはちみつは薬膳料理に使うとより薬膳パワーが増すのではないかと思ってしまう様な味でした。

一通り試食して、味の違いに一通り驚いて、“さくら”のはちみつを選びました。

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“さくら”は、冬の間、暖かい苺のビニールハウスに蜂を放して元気を養い、さくらの開花と共に放して集めた蜜だそうです。

普通に冬を越した蜂は、さくらの開花の頃にはまだ活発ではなく、蜜を集めるには適した状態ではないそうなのですが、この養蜂場の蜂は暖かいビニールハウス内を飛び回り、苺の蜜で栄養を取り、元気がいいのだそうです。
そして、“さくら”のはちみつは冷蔵庫の中に入れても白く固まらないのだそう。
味も癖がなく美味しかったですが、それも決め手でした。
レンジで数秒温めて…というのがちょっと面倒で。(笑

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そうそう、苺のビニールハウス内で採れた“いちご”のはちみつもあるそうです。
ただ、これは蜂達のために使わないといけない蜜で、人が食べてもいい量が少なく市場には出回らないそうです。
養蜂場の関係者のみが食せる幻のはちみつだそうです。
う~~~~ん。食べてみたい!
とても美味しいそうです。もちろん、ほんのり苺味なんだそうです。